チーム戦で試合を行い、ネット越しにボールを打ち合う“バレーボール“。1チーム6人で行い、3回以内で相手コートに返球しあうことで点数を競い合う球技です。

日本にも狩野舞子選手(2012年ロンドンオリンピック銅メダリスト)や迫田さおり選手(2012年ロンドンオリンピック銅メダリスト)らのバレーボール選手がおり、日本を含む世界各国で活躍しています!

そして滋賀県にも日本を含む世界各国で活躍したバレーボール選手がいるのはご存じでしょうか?

「滋賀出身のバレーボール選手?」とイメージがつかない方もいるのではないでしょうか?

近江びわ子
近江びわ子

バレーボールが好きなのでどんな選手なのか楽しみですね~!

この記事では滋賀県出身の著名なバレーボール選手の中から3人をご紹介し、注目ポイントを交えながらご説明いたします!特にバレーボールが好きな方には見逃し注意です!

滋賀のバレーボール選手1:山本龍選手

画像はイメージです

最初の1人目は滋賀県大津市出身の山本龍(やまもとりゅう)選手です。

2000年生まれの山本選手は兄弟の影響で6歳からバレーボールを始めています。

2018年1月、洛南高等学校2年時に全日本高等学校選手権大会(春高バレー)で準優勝しています。さらに翌年の2019年1月、洛南高等学校3年時に全日本高等学校選手権大会にて優勝を果たし、優秀選手賞を受賞するほどの活躍をみせました。

すでに高校生の頃からバレーボール選手としての才能があることがわかりますね!

そして高校卒業後は上京して東海大学に進学し、バレーボール部に所属しました。大学4年時には主将を務め、チームを引っ張っていきます。

山本選手の注目ポイント

高校生でバレーボール選手としての才能と実力が備わっていた山本選手の注目ポイントはこちらです!

注目ポイント

  • 大学4年時では春季関東リーグの制覇を果たし、最優秀選手賞とセッター賞を受賞した。
  • 東日本大学選手権大会(東日本インカレ)で優勝を果たし、2冠を達成した。
  • サントリーサンバーズ(大阪府箕面市を拠点とした男子バレーボールチーム)内定選手としてV1男子の試合に出場し、Vリーグデビューを果たした。
  • 2013年、東海大学卒業後にサントリーサンバーズに所属し、日本代表登録メンバーに選出された。
  • 同年2023年の第71回黒鷲大会ではチームの準優勝に貢献し、若鷲賞(最優秀新人賞)を受賞した。
  • 同年2023年ではサントリーサンバーズを退団し、ルーマニアのCSディナモ・ブカレストに海外移籍した。
  • 同年2023年ではFISUワールドユニバーシティゲームズ(2021成都)のユニバーシアード日本代表に選出されている。

国内だけではなく、海外移籍して海外でも活躍を続ける山本選手。国内での活躍が認められ、海外でも厚い信頼を持つほど!

現在も海外で活躍中ですので、これからの山本選手の活動が楽しみですね!

参照

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滋賀のバレーボール選手2:深尾吉英選手

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2人目は滋賀県彦根市出身の深尾吉英選手です。

1949年の深尾選手は中学2年生の頃からバレーボールを始めています。高校卒業後の1968年にはバレーボール実業団チームの東レ九鱗会に所属し、チームの主力として活躍しました!

深尾選手の注目ポイント

そんなチームの主力として活躍した深尾選手の注目ポイントはこちらです!

注目ポイント

  • 1972年のミュンヘンオリンピックで日本代表として出場し、金メダルを獲得した。
  • 1970年、1974年のバレーボール世界選手権では銅メダルを獲得した。
  • 1971年から1974年までは実業団リーグで殊勲賞、ブロック賞、敢闘賞を受賞された。

国内だけではなく、国外でもオリンピックで金メダルを獲得した活躍を見せた深尾選手。

所属していた東レ九鱗会ではコーチや監督を務め、後進の教育に力を注ぎました。現在は引退していますが、深尾選手の功績はスポーツ界の歴史に刻まれております

参照

滋賀のバレーボール選手3:田代佳奈美選手

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最後の3人目は滋賀県栗東市出身の田代佳奈美(たしろかなみ)選手です。

1991年生まれの田代選手は小学1年生の頃からバレーボールを始めています。きっかけはお母さんの影響だそう!

中学生時代ではJOCカップ(ジュニアオリンピック)では選抜チームに選ばれ、優勝を果たしています。また高校時代では春高バレーで準優勝、2007年アジアユース選手権で優勝を果たし、中・高校生時代でバレーボール選手としての才能を開花させました。

そして高校卒業後、東レアローズ(滋賀県大津市を拠点とする女子バレーボールチーム)に入団し、本格的にバレーボール選手としての活動を開始したのです!

田代選手の注目ポイント

中・高校生時代でバレーボール選手としての才能を開花した田代選手の注目ポイントはこちらです!

注目ポイント

  • 2012年9月、カザフスタンで開催された第3回アジアンカップ・バレーボール選手権で代表選手に選ばれ、全6試合中4試合にスタメン(スターティングメンバー、先発出場選手)として出場した。
  • 2013年10月、メキシコで開催された第1回世界U-23女子選手権大会でキャプテンとして選出された。
  • 2014年、中国で開催された第4回アジアンカップ・バレーボール選手権に出場し、巧みなトスワークとサーブでチームに貢献した。
  • 2016年5月、リオデジャネイロオリンピック予選の対オランダ戦で日本チームの勝利に貢献した。
  • 2018年、東レアローズを退団し、ルーマニアのCSMブカレストに海外移籍した。
  • 2021年には2020東京オリンピックの出場選手12名に選出された。

バレーボール界においてチームのメンバーとして貢献した田代選手。東レアローズを退団したのは寂しいですが、バレーボール選手としての活躍を評価され、海外移籍してから国外でも活躍中です!

現在はトルコリーグのガラタサライに海外在籍中ですので、これからの活躍が楽しみですね!

参照

まとめ

以上で滋賀県出身のバレーボール選手の中から3人をご紹介させていただきました!

今回の記事でまとめさせていただくと…

  • 選手1:国内・国外で活躍する山本選手。
  • 選手2:ミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得し、後進の教育に尽力した深尾選手。
  • 選手3:海外移籍し、国外でも活躍する田代選手。

山本選手と田代選手は現在も海外で活躍しておりますし、深尾選手は引退してもバレーボール界・スポーツ界で大きな功績を残しました!

他にも滋賀を含む日本国内では著名なバレーボール選手がいますので、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか?