夏のスポーツといえば、「甲子園」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「夏の甲子園」「夏の高校野球」と呼ばれるこの大会は、「選抜高等学校野球大会」が正式名称です。

近江びわ子
近江びわ子

全国から選び抜かれた高校の野球部! 強豪たちによる手に汗にぎる試合で、日本中が沸きますね!

滋賀からも出場しているのでしょうか!?

滋賀太郎
滋賀太郎

もちろん、滋賀県からも毎年出場していますよ! 歴代の出場校はどこなのか気になりますよね。

この記事では、

  • 歴代の出場校を最多順にランキングで紹介
  • 直近10年の出場校をリストで紹介

していきます。甲子園の歴史に思いを馳せてみませんか?

※ 紹介のデータは1915~2024年の情報を参照したものです

滋賀の「夏の甲子園」歴代の出場校は?【2024年時点】最多順ランキング

1915年(大正4年)から続いている選抜高等学校野球大会(夏の甲子園)。2024年の第106回までの間に出場した歴代「滋賀の高校」を、出場回数でランキング形式にまとめました。

近江高等学校が17回と最多出場、次いで比叡山高等学校が8回、滋賀県立八幡商業高等学校が7回という出場回数を記録しています。

学校名出場回数最高成績
近江17回準優勝
比叡山8回ベスト8
八幡商7回3回戦
北大津3回3回戦
伊香3回初戦敗退
滋賀学園2回ベスト8
彦根東2回2回戦
甲西2回ベスト4
膳所2回初戦敗退
甲賀1回初戦敗退
瀬田工1回ベスト4
長浜1回2回戦
長浜北1回初戦敗退
光泉1回初戦敗退
守山1回初戦敗退
八日市1回初戦敗退
近江兄弟社1回初戦敗退
近江びわ子
近江びわ子

2020年は感染症の流行により大会中止となりましたが、その年の県内公式戦でも近江高等学校が優勝しています!

参考:高校野球データベース|夏の地方大会編

参考:Wikipedia|全国高等学校野球選手権大会 (滋賀県勢)

17回の最多出場:近江高等学校

彦根市にある私立の高等学校です。1981年の第63回大会で初出場し、以降、他校と競り合いながら出場を果たしています。最高成績は2001年の準優勝! 滋賀勢の記録全体の中でも1番の好成績ですね。

8回の出場:比叡山高等学校

大津市にある私立の高等学校です。初出場は1971年の第53回大会。1979年・1982年の大会でベスト8入りを2回果たしています

7回の出場:滋賀県立八幡商業高等学校

近江八幡市にある県立の高等学校です。1988年の第70回大会から初出場しました。直近で最後に出場したのは2011年です。

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直近の出場校【2015~2024年】

ここ10年間の歴代出場校は下記の通りです。

出場年学校名
2024年(第106回)滋賀学園
2023年(第105回)近江
2022年(第104回)近江
2021年(第103回)近江
2020年(第102回)※ 大会中止※ 県内戦では近江が優勝
2019年(第101回)近江
2018年(第100回)近江
2017年(第99回)彦根東
2016年(第98回)近江
2015年(第97回)比叡山

ここ10年でも出場最多は近江!

直近の出場記録でも、ひときわ目を引くのが近江高等学校です。2018年から5連続で続いた連続出場記録でした。2024年は滋賀学園高等学校が記録更新を阻止する形となりました!

2025年はまた近江高校学校が巻き返すのか、それとも他の学校が新たな記録を打ち立てていくのか、今後も目が離せませんね!

滋賀太郎
滋賀太郎

脈々と続く「夏の甲子園」!いつから大会があるの?

歴史を辿ると、さかのぼること約110年前。1915年(大正4年)に「全国中等学校優勝野球大会」の第1回目大会が開催されたのが始まりです。

戦時中の1942年~1945年の間は大会がありませんでした。

滋賀太郎
滋賀太郎

1946年から再開され、こんにちまで脈々と球児たちの熱いドラマが続いています。

最初は名称が異なっていた

今でこそ「高校野球」と呼ばれていますが、最初の大会名は「全国中等学校優勝野球大会」でした。

当時は学校制度が現在とは異なり、今「高等学校」として名を知られている学校の多くは、戦前の当時「中等学校」だったのです。

最初は場所も違っていた

また、最初は甲子園球場ではなく、「豊中球場」というところで大会が行われていました。

第3回目の大会から「鳴尾球場」に場所を移し、第10回目から後の阪神甲子園球場となる「甲子園大運動場」で大会が催されることとなったそうです。

近江びわ子
近江びわ子

人気の大会となったことで観客が多くなり、収容しきれなくなって場所が移されたそうです!

なんと、観客の多さから騒ぎになって建設されたんです!

フナウンサー
フナウンサー

まとめ

この記事では、滋賀県内の「甲子園の歴代出場校」をメインにお伝えしました。

  • 最多出場は17回の「近江高等学校」
  • 直近の出場は2024年の「滋賀学園」
  • ここ10年間の出場記録最多は「近江高等学校」

夏の甲子園(選抜高等学校野球大会)は、大正時代から約110年続く歴史の深いスポーツ大会です。戦火に途切れながらも受け継がれ続けてきたのが熱いですね。来年度はどの高等学校が県内を制して甲子園へと進むのか、楽しみです!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。