しとしと雨が降り続く梅雨の時期。さわやかな青や優しい紫に彩られた紫陽花(あじさい)の花に、心がなごみますね。
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すてきな紫陽花をたくさん見られる場所、滋賀にもありますか?
もちろん! 紫陽花で有名なスポットもあちこちありますよ。見頃を見逃さずに行きたいですね!
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外出がおっくうになってしまいがちな時こそ見に行きたい、滋賀の紫陽花の名所を【ランキング形式でトップ5】【その他のスポット】の順に紹介します! お出かけの参考にぜひご覧くださいね。
※ 施設情報は記事作成時のものです
滋賀の紫陽花スポット名所トップ5選|ここは行っておきたい!

滋賀の紫陽花スポットはあちこちありますが、特に人気の高い名所はこちらの5つです。
- 余呉湖あじさい園【長浜市】
- もりやま芦刈園【守山市】
- 全長寺【長浜市】
- 石山寺【大津市】
- 長命寺【近江八幡市】
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見頃の狙い目は、いずれも6月下旬ごろです。
※ ランキング順位は、見られる本数・種類の多さや、複数のランキングサイトの結果も参考に、筆者が総合的に分析したものです。
おすすめ1:余呉湖あじさい園
- 所在地:滋賀県長浜市余呉町川並
- 料金:無料
- サイト情報
余呉湖畔の約600mを、約10,000株の紫陽花が色どります。羽衣伝説や菊石姫伝説もある神秘的な湖の風景と共に、紫陽花の見頃を楽しめます。
付近に車を停められるスペースはありますが、専用駐車場は無いのでご注意ください。「園」と名前はついていますが、施設ではなく「ゆっくり散歩できる群生地」といった感じの場所です。
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余呉駅などでレンタサイクルを利用して、自転車で余呉湖を一周するのもおすすめプランです♪
▽ おすすめレンタサイクルの参考サイトはこちら
余呉駅レンタサイクル
おすすめ2:もりやま芦刈園
- 所在地:滋賀県守山市杉江町
- 料金
- 高校生以上:200円
- 小・中学生:100円
- 乳幼児:無料
- サイト情報
- 公式サイト:守山市シルバー人材センター|もりやま芦刈園のご紹介のページ
- 関連サイト:守山市観光物産協会|もりやま芦刈園のページ
和あじさい・西洋あじさいがそれぞれ約50品種、計約10,000株見られる公園です。駐車場は無料ですが、紫陽花の季節は混雑が予想されますのでご注意ください。
紫陽花の季節には「あじさいフェア」のイベントも開催されます。
おすすめ3:全長寺(ぜんちょうじ)
- 所在地:滋賀県長浜市余呉町池原885
- 料金
- 拝観料:300円
- サイト情報
- 公式サイト:全長寺
- 関連サイト:長浜・米原を楽しむ観光情報サイト|全長寺(あじさい)のページ
別名「あじさいとだるまの寺」とも呼ばれる曹洞宗のお寺。紫陽花の時期には、門前の「あじさい道」を彩る紫陽花たちが迎えてくれます。
おすすめ4:石山寺(いしやまでら)
- 所在地:滋賀県大津市石山寺1-1-1
- 料金(入山料 ※入山のみ。拝観には別途拝観料が必要です)
- 中高生以上:600円
- 小学生:250円
- サイト情報
- 公式サイト:石山寺
源氏物語ともゆかりの深い、「花の寺」と呼ばれるお寺です。四季折々の花が楽しまれ、紫陽花の他にも6月には花菖蒲・サツキ・クチナシ、7月にはキンシバイ、シャラ、蓮などが見頃を迎えます。
▽ 石山寺については、こちらで詳しく見どころを紹介しています♪
おすすめ5:長命寺(ちょうめいじ)
- 所在地:滋賀県近江八幡市長命寺町157
- 料金:無料
- サイト情報
- 関連サイト:滋賀・びわ湖観光情報|長命寺のページ
「寿命長遠」の御利益があるとされ、別名「紫陽花寺」とも呼ばれるお寺です。標高300mに位置するお寺の階段沿いに、紫陽花が植えられています。
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階段は約800段あります。途中の8合目駐車場からも登れます(8合目からも階段はあります)。
その他|滋賀の紫陽花スポット

ここまでで紹介した5つのスポット以外にも、滋賀では紫陽花が見られる場所が多数! エリア別に一覧にしましたので、こちらもぜひ足を運んでみてくださいね!
大津市
- 比叡山延暦寺
草津市
- 草津市立水生植物公園みずの森
近江八幡市
- 八幡堀
- 長光寺
- 八幡山ロープウェー
東近江市
- 宮荘川の水路
- 百済寺
長浜市
- ウッディパル余呉
米原市
- ローザンベリー多和田
- 松尾寺
- 蓮華寺
栗東市
- 栗東自然観察の森
愛知郡愛荘町
- 金剛輪寺
蒲生郡日野町
- 滋賀農業公園 ブルーメの丘
紫陽花の見頃は? どんな花?

紫陽花の基本情報をサクッと軽めにまとめました! 紫陽花をよく知れば、紫陽花を見るのもより一層楽しくなりますね。
- 見頃は6~7月
- 大きく分けて「和」「西洋」の2つがある
- 色は酸性/アルカリ性で決まる
見頃は【6~7月】!
紫陽花の見頃は地域にもよりますが、だいたい6月中旬~7月中旬ほど。狙い目は「6月下旬」です!
紫陽花には大きく分けて「和」「西洋」の2つがある!
「あじさい」と聞いてよくイメージされる、「こんもりした丸いシルエット」は西洋あじさいです。
原種は日本の「ガクアジサイ」(和あじさい)で、日本で長年自生してきたガクアジサイが西洋に持ち込まれ、そこで品種改良されました。華やかでボリュームのある西洋あじさい(ハイドランジア)はこうして生まれたのです。
西洋あじさいが日本に逆輸入され、日本では「和」「西洋」の2つの紫陽花が楽しめるようになりました。
▽ 姿の違い:中央に小さな花が集まり、周囲に大きな花が取り囲むように咲くのが和あじさい(左)。全体的にこんもりと花が開くのが西洋あじさいです(右)。


色は「土」で決まる!?
紫陽花といえば「青むらさき」~「ピンクむらさき」のイメージをお持ちではありませんか? これは地面に含まれる酸性/アルカリ性によって発色が決まるそうです。
この性質で、生える場所や育て方によって色の違いやグラデーションを楽しめる、不思議で神秘的な花でもあるのですね。
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色素を持たない白色もありますよ♪
まとめ
この記事では、滋賀の紫陽花スポットを紹介しました。
人気の名所トップ5
- 余呉湖あじさい園
- もりやま芦刈園
- 全長寺
- 石山寺
- 長命寺
紫陽花の見頃は6月中旬~7月中旬にかけて。外しにくいおすすめの狙い目は「6月下旬」です。
和・西洋で姿が違っていたり、場所や育て方によって色が違ったりと、梅雨を彩る神秘的な花をゆっくり楽しみたいですね! 最後までお読みいただきありがとうございます。