春は桜鑑賞、夏はアウトドア、秋は紅葉。おでかけは好きなはずなのに、冬になると億劫になる人、多いのではないでしょうか?早起きが苦手、温かい布団から出るのが嫌、身支度が面倒、寒い外に出るのが憂鬱・・・。その気持ちはよく分かりますが、ダラダラと過ごすのはもったいない!!
冬ならではの魅力あふれる観光スポットが滋賀にはたくさんありますよ♪家を出てしまえば楽しめるのに、その一歩が踏み出せない人にぜひお読みいただきたい記事です。
あれ?もう夕方だ!
滋賀太郎さん、一日中ゴロゴロしていたんですか?
私は綺麗な景色を見に行ってきましたよ。
だって寒いし…
寒いからこそ楽しめる場所があるんですよ!これから紹介していきますね♪
※ 記事内の情報は、記事作成時のものです。
日本の冬を楽しむスポット3つ
【滋賀】冬のおでかけ①|長浜城
長浜城とは
長浜城は戦国時代の有名武将である、豊臣秀吉が過ごしたお城です。豊臣氏が滅亡した後に取り壊され、その一部が彦根城の材料として使われました。わずかな石垣や井戸だけが残った長浜城跡でしたが、昭和58年に地元の寄付金により復元されました。内部は歴史博物館として公開されています。
長浜城・冬の絶景
長浜市は滋賀県内でも北の方に位置し、年間の積雪量が多いとされています。長浜城周辺は冬中ずっと雪が積もっているエリアではありませんので、長浜城の雪景色を見るにはタイミングが重要ですね。雪が降り積もる長浜城は神秘的で息を吞む美しさですよ!
長浜城は豊公園の中にあります。豊公園の入場は無料ですが、長浜城内部の歴史博物館は入場料がかかります。
▼長浜城の雪景色|この美しさは寒さを忘れてしまいそうです
スポット情報
- 所在地:滋賀県長浜市公園町10-10
- 電話番号::0749-63-4611(長浜城歴史博物館)
- 開館時間:【長浜城歴史博物館】9:00~17:00(入館受付は16:30)【豊公園】24時間
- アクセス:【電車】JR北陸線長浜駅から徒歩で約7分【車】北陸自動車道長浜ICから車で約15分
- 駐車場:あり(普通自動車は3時間まで無料) 豊公園周辺駐車場のご案内
- Webサイト:長浜城歴史博物館
- Webサイト:豊公園
【滋賀】冬のおでかけ②|延暦寺
延暦寺とは
天台宗は延暦25年(806年)に最澄によってこの地で開かれた仏教の宗派です。遡ること延暦7年に最澄は一乗止観院(現在の根本中堂)を創建しました。最澄の死後に一乗止観院は開創時の年号を取って、「延暦寺」の寺額(建物の内外の門などの高い位置に掲げる額で)を勅賜され、「比叡山延暦寺」と、呼ばれるようになりました。
冬の延暦寺の魅力
ここは宗教施設であり、修行の場です。冷たい空気と適度な緊張感が見事にマッチし、誰もが自然に背筋がピンと伸びるのではないでしょうか。静かに自分と向き合う…忙しい日常生活ではなかなか持つことができない、贅沢な時間を過ごせることでしょう。
▼雪化粧された延暦寺|この空気感をぜひ味わってください
スポット情報
- 所在地:滋賀県大津市坂本本町4220
- 電話番号:077-578-0001
- アクセス:交通案内|天台宗総本山 比叡山延暦寺【車】比叡山ドライブウェイもしくは奥比叡ドライブウェイを利用【公共交通機関】ロープウェイ・比叡山頂駅から徒歩で約6分、坂本ケーブル・ケーブル延暦寺駅から徒歩で約10分、延暦寺バスセンターから徒歩で約1分
- 駐車場:あり(無料)
- Webサイト:天台宗総本山 比叡山延暦寺
- 巡拝時間・料金:巡拝時間・料金|天台宗総本山 比叡山延暦寺
※天候によってはタイヤ規制(スタッドレスタイヤ装着車のみ通行可能)をかける可能性あり
【滋賀】冬のおでかけ③|八幡堀
八幡堀とは
天正13年(1585年)に豊臣秀次(豊臣秀吉の甥)が八幡山城を築く頃から歴史が始まります。秀次は八幡堀と琵琶湖を繋ぎ、城下町を発展させました。近江商人の発祥と発展に大きな役割を果たして、大津と並ぶ賑わいだったそうです。その他の交通網の発展により主要な交通機関としての立場を退くことにはなりますが、昭和初期までは一大動脈として活躍していました。
冬の八幡堀の楽しみ方
安土桃山時代や江戸時代の趣を残す八幡堀は、時代劇のロケ地として使用されてきました。周辺を歩くのも素敵ですが、船に乗って景色を堪能するのがオススメです。昔の人が見た風景を味わいましょう。冬季は船の本数が減るので、早めの予約をして行きましょうね。
▼雪と八幡堀|タイムスリップしたみたいですね
スポット情報
- 所在地:滋賀県近江八幡市北之庄町880
- 電話番号:0748-32-2564
- アクセス:【車】名神竜王ICから約20分【電車】JR琵琶湖線近江八幡駅下車後、近江鉄道バスで約9分 豊年橋和船乗り場口下車(滋賀県観光情報[公式]掲載の情報です)
- 駐車場:普通車10台・大型車3台(滋賀県観光情報[公式]掲載の情報です)
- Webサイト(水郷めぐり6社紹介):水郷めぐり|近江八幡観光物産協会
- Webサイト:近江八幡和船観光協同組合
▽歴史好き必見!「坂本」で歴史探訪してみませんか?こちらもご覧ください♪
冬の大自然を感じるスポット3つ
【滋賀】冬のおでかけ④|びわ湖テラス(びわ湖バレイ)
びわ湖テラスとは
スキーやスノーボードをしない人でも、大阪や京都からも近いスキー場としてびわ湖バレイはご存じなのではないでしょうか?このリゾート地にあるびわ湖テラスは、お洒落なウッドデッキから琵琶湖を一望できる人気スポットです。都市部からのアクセスが抜群でありながら、ロープウェイで山頂まで行けば、そこには幻想的な冬景色がありますよ。
冬のびわ湖テラスで非日常空間を味わう
冷えた身体をテラスカフェで温めていきませんか?冬景色を見ながら飲食すると、いつも以上に美味しく感じます。普段は味わえない非日常空間で、贅沢な時間を過ごしましょう。駐車場近くの山麓駅と山頂駅を繋ぐロープウェイは15分間隔で運行しています。下りの最終は17:00ですが、変動する可能性がありますのでご確認を。
▼びわ湖テラス|温かいカフェで冬の琵琶湖を堪能
スポット情報
- 所在地:滋賀県大津市木戸1547-1
- 電話番号:077-592-1155
- ロープウェイ山麓駅までのアクセス:【車】西大津バイパス湖西道路志賀ICから車で約5分【電車】JR湖西線志賀駅からバスで約10分
- ロープウェイ情報:ロープウェイ山麓駅から山頂駅まで15分間隔で運行 乗車時間約5分
- びわ湖テラス営業時間:9:30~16:00(L.O.15:30) (2021年冬季の情報です)
- 駐車場:あり
- Webサイト:【公式サイト】びわ湖テラス
▽一年通して楽しめる「びわ湖テラス」こちらも参考にしてくださいね♪
【滋賀】冬のおでかけ⑤|余呉湖
余呉湖とは
長浜市にある余呉湖は、琵琶湖から賤ヶ岳を隔てて北側に位置します。透明度が高く、周囲を囲んでいる山が湖面に映ることから「鏡湖」と呼ばれています。羽衣伝説や菊石姫伝説が残る神秘的な湖として知られ、琵琶湖とは違った魅力があります。
余呉湖の冬の風物詩
最寄駅から徒歩約10分で余呉湖に到着します。車がなくても行けるアクセスの良さはありがたいですね。滋賀県内で比較的雪が多い地域なので、冬らしい景色が見たい人にはおすすめです。また余呉湖の冬の風物詩と言えば、ワカサギ釣りです。釣り解禁とともに、多くの釣りファンで連日賑わいを見せます。
▼余呉湖|釣り好きもそうでない人も楽しめますよ
スポット情報
- 所在地:滋賀県長浜市
- 電話番号:0749-53-2650(長浜観光協会)
- アクセス:【車】北陸自動車道木之本ICから車で約10分【電車】JR北陸本線余呉駅から徒歩で約5分
- 駐車場:あり
- Webサイト:余呉湖|滋賀県観光情報[公式観光サイト]
【滋賀】冬のおでかけ⑥|メタセコイア並木
メタセコイア並木とは
海外の風景のような写真が撮れることで、最近SNSで話題のメタセコイア並木ですが、季節によって様々な表情を見せてくれます。みずみずしい新緑の時期、秋の訪れを感じる紅葉の時期、そして雪化粧した真冬の時期。2.4kmの道の両脇に立ち並ぶ約500本が移り変わる季節を感じさせてくれます。
冬らしいメタセコイア並木が見たい
辺り一面が雪で覆われた静かな場所で、雪化粧されたメタセコイア並木を見たい人は多いのではないでしょうか。実はメタセコイアの雪化粧はいつでも見られるものではなく、積雪量や気温、風が強すぎないなどの条件が揃うことが必要です。稀な現象にもかかわらず、美しい景色に出会うために何度も足を運んでいる人もいるそうですよ。
▼雪化粧したメタセコイア並木|何度も足を運ぶ人がいるのも納得の美しさです
スポット情報
- 所在地:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
- 電話番号:0740-33-7101(びわ湖高島観光協会)
- アクセス:【車】名神京都東ICから約90分、北陸自動車道木之本ICから約30分、北陸自動車道敦賀ICから約40分【電車】JR湖西線マキノ駅から高島市コミュニティバスマキノ高原線にて10~20分、マキノピックランド下車すぐ
- 駐車場:マキノピックランドの駐車場あり(無料) 営業時間にご注意ください
- Webサイト:いつでも絶e景!メタセコイア並木|びわ湖高島観光ガイド
- Webサイト:マキノピックランド
やっぱり冬は温泉♪滋賀の有名温泉地を紹介
【滋賀】冬のおでかけ⑦|おごと温泉
おごと温泉とは
冬と言えば温泉♪最後はおごと温泉の紹介です。大津市内にあるこちらの温泉は京都から車で約20分、先ほど紹介した延暦寺、びわ湖テラス、メタセコイア並木からも近く、アクセスの良さが魅力です。また、天台宗の最澄によって開湯されたとされ、1200年ほどの歴史があります。
日帰り入浴ができる旅館もある
寒い外で遊んだ後の温泉は至福の時間です。また、温泉を堪能したい人には宿泊する以外にも、昼食夕食両方ついた日帰りプランを利用するという方法もありますよ。遊んだ後に少し温泉に入るもよし、温泉三昧の一日にするもよし!宿は全9館あり、うち4館に日帰り入浴プランがあります。
▼おごと温泉|アクセス抜群なのに、温泉情緒たっぷりです
スポット情報
- 所在地:大津市雄琴
- 電話番号:077-578-3750(おごと温泉観光公園)
- アクセス:【車】名神京都東ICから西大津バイパス仰木雄琴ICから約10分【電車】JR湖西線おごと温泉駅から徒歩で約20分
- Webサイト:おごと温泉観光協会
▼宿泊や料理が楽しめる「おとご温泉」の施設一覧はこちらから確認できます。
おごと温泉観光協会|おごと温泉の旅館・ホテル(外部サイト)
日帰り入浴や、お得な割引情報などもお知らせされています!
まとめ
冬に絶対におでかけしたくなる7つの場所を紹介しましたが、みなさんが行ってみたいと思うスポットはありましたか?心がときめく美しい景色ばかりでした。次の冬は積極的に外出し、冬ならではの楽しみを味わいたいと思います。
日本の冬を楽しむスポット3つ
- 長浜城
- 延暦寺
- 八幡堀
冬の大自然を感じるスポット3つ
- びわ湖テラス
- 余呉湖
- メタセコイア並木
滋賀の有名温泉地
- おごと温泉