滋賀県に関わる産業と言えば、どのようなものが思い浮かびますでしょうか?

滋賀県は関西経済の中心部である大阪や京都までアクセスしやすいこともあり、県内の産業は少なく、どちらかというとベッドタウンとして住まわれている方が多いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかしそれは大きな間違い!滋賀県にもしっかりと国内のみならず世界にも発信しているような産業がたくさん存在しているのです!

近江びわ子
近江びわ子

日本だけではなく世界にまで広がっているのですか!
どんな産業があるのかとっても気になります!

こちらの記事では滋賀県に関わる産業について、しっかりと解説します!
読んでいただければ滋賀県へのイメージが、いい意味で激変するかもしれません!

滋賀太郎
滋賀太郎

実際にどのような産業があるのでしょうか?ぜひ最後までご覧ください!

滋賀県に関わる産業ってどんなのがある?

滋賀県に関わる産業とはどのようなものがあるのでしょうか?実際に「産業」と一括にいっても、実は非常に幅広い意味を持ちます。

1:生活に必要な物などを生産する活動を意味する。
農林漁業・鉱業・製造業・建設業・運輸・通信・商業・金融・保険・不動産業などを総称して「産業」と呼ぶ。
2:生活していくための仕事を指す。職業や生業とも呼ばれる。
参考:デジタル大辞典

このように、産業とは生計を維持するための生産活動全般を指す言葉ですので、ほとんどの仕事は産業に含まれるといっても過言ではないでしょう。

本記事では滋賀県内で大きな割合を占めており、国内のみならず世界にも発信している代表的な産業を3つを紹介します。

滋賀県を代表する産業3つ

  • 製造業
  • 地場産業
  • 農林水産業
近江びわ子
近江びわ子

それでは早速解説してきますね!

※本記事の情報は記事作成時(22年5月)のものとなります。

滋賀県に関わる産業①製造業

滋賀県に関わる産業として、外せないのはやはり「製造業」です!製造業とは原料を加工して、新たな製品を販売する業種全般を指します。つまり、食料品から機械関係や電子機器まで幅広い製品を作り出す産業のこと!工場をイメージしていただけると分かりやすいかもしれません。

滋賀県は琵琶湖があって自然豊かなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には全国屈指の工業県であり、この製造業に従事している県民の割合が全国1位なのです。

みなさんが日頃食べている食べ物や使っている電化製品、車から文房具に至るまで、もしかすると滋賀県で製造されたものかもしれませんよ!

滋賀太郎
滋賀太郎

滋賀県が全国屈指の工業地帯だったとは、驚かれた方も多いかもしれませんね!

滋賀県は工場が多い県

滋賀県はなんと4人に1人がこの製造業に関わっており、それだけ様々な企業の工場が集中している県なのです。工場を稼働させるのに必要な水が豊富、自然災害が少ないなど様々な要因が重なり、全国的に有名な大企業が工場を建設。日本を支える製品を日々作り続けています!

そんな滋賀県に工場を有している企業と製造品の一例はこちら!

  • 日清食品/カップヌードル・どん兵衛
  • ロッテ/パイの実・モナ王
  • ヤンマー/ディーゼルエンジン
  • パナソニック/エアコン・給湯器
  • コクヨ工業/ノート・コピー用紙
  • TOTO/トイレ用陶器

ほんの一部ですが、どの企業も日本国内だけにとどまらない大企業ばかり!滋賀県はこのように大きな工場が沢山存在しており、県を代表する産業になっているのです!

近江びわ子
近江びわ子

滋賀県内の工場については、こちらの記事に詳しくまとめております。
合わせてご覧になってみてください!

滋賀県内で最も人気のある仕事として、この製造業は位置しています。
よければこちらの記事も合わせてご覧になってみてください!

滋賀太郎
滋賀太郎

滋賀県に関わる産業②地場産業

先程紹介した製造業のような全国規模の製品ではなく、こちらは滋賀県の歴史や風土を反映させた地域経済の基盤となる産業です。

代表的な滋賀県の地場産業の一覧はこちらの表をご覧ください。

産地名業種地域特産品
長浜縮緬繊維長浜市・他ちりめん・つむぎ
彦根バルブ機械・金属彦根市・犬上郡・愛荘町・他水道用弁・産業用弁・船用弁
彦部仏壇木工・家具彦根市・米原市・愛荘町・他仏壇・仏具
彦根ファンデーション衣服彦根市・長浜市女性用インナー
湖東麻織物繊維東近江市・愛町・他服飾・染色整理加工・原糸販売
甲賀・日野製薬雑貨甲賀市・日野町・他医薬品・医療品
信楽陶器窯業・土石甲賀市建材・庭園用品・食卓用品等
高島綿織物繊維高島市綿クレープ・ゴム資材等
高島扇骨雑貨高島市扇骨・扇子
参照:第4章滋賀県の地場産業207p(PDF)

繊維から医療品まで、様々な業種があることがわかります!伝統工芸とも言えるような産業ですので、これからさらに滋賀県を盛り上げるよう発展していってほしいですね。

信楽焼が全国的に有名

この中でも全国的に有名なのは、たぬきの焼き物で有名な「信楽焼き」ではないでしょうか。こちらは日本古来の陶磁器窯のうち、中世から現代まで受け継がれている6つの窯である「日本六古窯(にほんろっこよう)」と呼ばれる窯の内の1つ!滋賀県のみならず、日本を代表する産業ですね。

公式HP:日本六古窯

そして、この信楽焼は置物や食器などだけではなく、なんと建物等にも使われているのです!代表的な例はこちら!

信楽焼が使用されている建築等

  • 国会議事堂のピラミッド状屋根部分
  • 太陽の塔背面にある、直径8メートルの「黒い太陽」部分
  • 大塚国際美術館の陶板名画
近江びわ子
近江びわ子

国会議事堂に信楽焼が使われているとは知りませんでした!
滋賀県民として誇らしい気持ちになりますね!

そうですね!
さらに大阪万博で世界中の注目を浴びた太陽の塔にも使われているとは驚きです。

滋賀太郎
滋賀太郎

伝統産業を守る団体「滋賀県中小企業団体中央会」

数ある滋賀県の歴史ある産業を後世に残していくために、滋賀県中小企業団体中央会という団体が全国に滋賀県の知恵と技術を発信されています。新しい時代に寄り添った形での提案や、取り組みを日々されております。是非気になった方は公式HPでより詳しく見てみてください!

公式HP:滋賀県中小企業団体中央会

滋賀太郎
滋賀太郎

伝統工芸品はどれも美しいものばかり。
こちらの動画では様々な地場産業の映像を見られますよ!

滋賀県に関わる産業③農林水産業

最後は農業・畜産などに代表される「農林水産業」です!

滋賀県は「集落営農」と呼ばれる、「集落」を単位として専業農家や兼業農家を含めた大勢で道具や農地を共同で利用する体型が全国で6番目に多い県となっております。西日本を中心に古くからこの方法は行われており、現在でも農業の有力な再生手段として注目されているのです。

また、琵琶湖の恵みを活かした漁業や「近江牛」に代表されるような畜産品も豊富。さらに県内の北部は「日本海側気候」、南部は「太平洋側気候」と「瀬戸内海式気候」を併せ持っており、数多くの作物が育つ土地柄となっています。

滋賀県を代表する農林水産業

  • 米(近江米)
  • 麦・豆・雑穀類
  • 酪農
  • 肉用牛(近江牛)
  • 養鶏(近江しゃも)
  • 養豚
  • 養蜂
  • あゆ・ます類
近江びわ子
近江びわ子

こちらの動画を見ることで、滋賀県の農業について分かりやすく理解できます!

畜産の中でも近江牛は全国ブランド

畜産の中でも全国的に有名なブランドはやはり「近江牛」!その歴史は400年以上もあり、世界最古のブランド牛と呼ばれることもあります。もちろんその味は世界でも認められており、なんと開国間もない明治2年にはすでに、横浜から海外へ近江牛を輸出している近江商人の姿があったとも言われています。

日本三代和牛にも数えられる近江牛ですので、相当な数の牛が県内で飼育されています。平成30年時点では全国1位の飼育数だったのですが、令和3年の調査では北海道に抜かれてしまい、全国2位の飼育数となっております。

近江びわ子
近江びわ子

面積が圧倒的に広い北海道と飼育数を争うとは…
近江牛ブランドのシェアを感じられるデータですね!

農家1戸辺りの飼育数が北海道は236.2頭に対し、滋賀県は224.7頭!
僅差で2位になっています!
参考:滋賀県なんでも一番

滋賀太郎
滋賀太郎

まとめ

いかがだったでしょうか?滋賀県に関する産業をお伝えしてきました。滋賀県には自然豊かなイメージもありながらも大企業の工場が集中しているなど、意外な面も知っていただけたかと思います!最後に紹介した3つの産業の特徴を振り返っておきましょう!

滋賀県を代表する産業3つ

  • 製造業/大企業の工場が集中しており全国でもトップクラスの産業
  • 地場産業/滋賀県の歴史に基づいた古くからの伝統産業
  • 農林水産業/近江牛に代表される自然の恵みを活かした産業

滋賀県内で日本を代表する大企業の製品が製造されている一方で、信楽焼などの伝統産業も平行していると考えると面白いですね!さらに琵琶湖や豊かな近江盆地を活かした食品も数多くあり、多種多様な産業が滋賀県を支えていました。

本サイトでは他にも滋賀県にかんする情報を発信しております。よければ他の記事もぜひご覧になってください!

ありがとうございました!