寒い冬のさなかに訪れる、お正月。梅は年賀状にも描かれることも多いですね!

近江びわ子
近江びわ子

実は滋賀にはお正月を過ぎた頃に、梅の花を楽しめる場所がありますよ!

ええっ! そんな寒い時期に花が咲くんですか? 見てみたいなぁ。

滋賀太郎
滋賀太郎

この記事では、滋賀で開催されているイベントのうち「長浜盆梅展(ながはま-ぼんばいてん)」を紹介いたします。毎年開催されていますので、ぜひ冬のお出かけの参考にしてみてくださいね!

※ 記事掲載の情報は2025年のものです

長浜盆梅展は、どこで・いつ開催される?

※ 画像はイメージです

長浜盆梅展は昭和27年(1952年)から続く、【日本一の盆梅展】として親しまれる歴史あるイベント。展示される鉢には巨木や古木もあり、ダイナミックなサイズ感や華やかさが特徴です。

長浜市にある「慶雲館」で開催され、期間は1月上旬~3月上旬までと、初春~早春の時期まで長く設けられているのも特徴です。

近江びわ子
近江びわ子

長年続けられている取り組みで、2025年には第74回目を迎えました!一足早い春の訪れを感じられますよ!

ほほぅ。梅の盆栽の展示会なんですね!

滋賀太郎
滋賀太郎

基本情報

会場となる慶雲館は、明治時代に建てられた迎賓館です。JR長浜駅から徒歩3分の立地で、長浜駅西口駐車場(有料)が利用できます。

2025年は第74回|1月10日~3月10日まで

2025年も例年にもれず、1月10日から慶雲館で開催スタートされました。関連イベントとして、

  • 夜間ライトアップ:1月25日~2月24日の土日祝
  • 長浜盆梅展フォトコンテスト:1月10日~3月14日
  • 盆梅展俳句コンテスト:1月10日~3月10日

なども行われています。

▼ 長浜観光協会の公式SNSの投稿より。窓辺の雪景色と、室内の花の調和も美しいですね!

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長浜盆梅展の見どころ

長浜盆梅展の見どころをまとめました。

  • 約300鉢(常時 約90鉢)の展示
  • 建物
  • 盆栽カフェ・お土産コーナー
  • ミニ盆栽の販売

見どころ1:約300鉢(常時 約90鉢)の展示

花の開花に合わせて、常に90鉢ほどの盆梅が入れ替わり展示室に並びます。総数は約300鉢にのぼり、高さ3mもの巨木や、樹齢400年といわれる古木も登場! 足を運ぶたびに違った盆栽を楽しめるのも魅力の1つです。

盆栽には1つ1つ名前が付けられ、特定の盆栽を目当てに通うファンも。

▼ どんな盆栽が見られるのか、公式サイトでは写真付きの一覧が公開されています。
長浜盆梅展|展示盆梅一覧

見どころ2:明治の建築の風情

会場となる慶雲館は、明治時代に建てられたもの(梅の館は新館)。純和風の建築、国の名勝に指定された庭園も見どころです。

近江びわ子
近江びわ子

和室に並んだ盆梅のたたずまいは、古くから続く日本の良さを思い出させてくれることでしょう。

見どころ3:盆栽カフェ・お土産

盆栽カフェで、抹茶や梅茶などを楽しめます(400円~500円ほど)。お土産コーナーでは滋賀の湖北ならではの特産品・銘菓、盆梅展グッズの販売も行われます。

滋賀太郎
滋賀太郎

梅の花を堪能した後は、お土産も買えちゃうんですね!

見どころ4:ミニ盆栽の販売

自宅で育てて楽しめる、ミニ盆栽も販売されています。説明書付きで盆栽初心者の方も安心です♪

盆梅とは

そもそも盆梅とは、梅の盆栽のこと。

おおまかな認識としては「鉢植え」の一種ですが、通常の鉢植えが植物を育てるものであるのに比べて、盆栽は芸術作品とも言われ【自然の風景を楽しむこと】【自然界の植物の美しさを追求すること】にも重きが置かれています。

フナウンサー
フナウンサー

鉢の中で育てながら、風景を表現したり、形を整えたりするのですね!

長浜盆梅展では、一般的な盆梅では実現が難しいほどの見事な盆梅が見られます。

まとめ

この記事では、滋賀の「長浜盆梅展」を紹介しました。

  • 長浜市の慶雲館で、1月上旬~3月上旬にかけて開催される!
  • 総数約300鉢の盆梅が入れ替わり展示される!
  • 盆栽カフェやお土産、ミニ盆栽販売なども楽しめる!

厳しい冬のさなかに花開く梅。鉢の中で育て上げられた盆梅は、1つ1つが表現豊かな芸術でもあります。花が好きな人も、盆栽観賞が初めての人も、盆梅展を機会に盆梅の世界に触れてみてはいかがでしょうか?

一足早い春をぜひお楽しみください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。