夏の風物詩「盆踊り」。毎年お盆が近づくと、「今年も盆踊りの時期がやってきたなぁ!」とワクワクしますね。

近江びわ子
近江びわ子

老若男女が集まって、みんなで踊れるのが楽しいです♪

屋台が出ていたり、浴衣を着たり、お祭りとしても楽しいイベントですよね!

滋賀太郎
滋賀太郎

滋賀では、どんな盆踊りがあるのでしょうか? お祭り情報や、滋賀ご当地の盆踊りの伝統など、サクッと軽めにまとめて紹介しますね。ぜひ最後までお読みください!

※ お祭り情報は記事作成時のものです

滋賀で盆踊りができるのはいつ?【お祭り情報】

滋賀で盆踊りを楽しめるお祭りには、下記のようなイベントがあります。

滋賀の盆踊り お祭り5選

  1. 高島おどり【高島市】……7月中旬
  2. 八日市 聖徳まつり【東近江市】……7月下旬
  3. 佐久奈度神社 御手洗祭(みたらしまつり)【大津市】……7月末
  4. 日牟禮八幡宮 萬燈祭【近江八幡市】……8月中旬
  5. 萱野神社 盆踊り(献燈祭)【大津市】……8月下旬
近江びわ子
近江びわ子

神事と共に行われることもあるのですね!

1:高島おどり【高島市】|7月中旬

高島市の各地7つの盆踊りが集結! 6月頃から数度にわけて練習会が行われ、7月中旬のお祭り本番で開演されます。伝統の盆踊りを未来に続けていくお祭りです。

2025年の開催情報

2025年は「7月20日(日)」の開催です。16:00開場、18:00開演。

2:八日市聖徳まつり【東近江市】|7月下旬

江州音頭発祥の地である八日市地区で、総勢800人による江州音頭の総踊りが催されます。

2025年の開催情報

2025年は「7月26日・27日」の開催です。盆踊りは1日目の26日(土曜)夜19:30から!

▽ 実行委員会の公式SNSの投稿より、2025年の告知:ポスターもすてきなデザインです♪

3:佐久奈度神社 御手洗祭(みたらしまつり)【大津市】|7月末

毎年、旧暦に合わせて7月31日に「夏越しの大祓」にあたる「御手洗祭(みたらしまつり)」が行われます。盆踊りは例年、19:30からです。

4:日牟禮八幡宮萬燈祭【近江八幡市】|8月中旬

奉納された御神燈(萬燈)が灯され、日牟禮八幡宮が幻想的な赤に輝きます。萬燈点灯から奉告祭が行われ、その後に15日は和太鼓、16日は盆踊りが催されます。

2025年の開催情報

2025年は「8月15日・16日」の開催。盆踊りがあるのは16日(土曜)の奉告祭の後、午後19:00からです。

▽ 公式SNSの投稿より、2025年のお知らせです。

5:萱野神社 盆踊り(献燈祭)【大津市】|8月下旬

毎年9月第1日曜に行われる神事「献燈祭」に先駆け、8月下旬から約1,500超の奉納の提灯が掲げられます。提灯の点灯が始まる8月末頃に盆踊りがあります

2025年の開催情報

2025年の盆踊りは「8月23日(土曜)」の開催予定です。

近江びわ子
近江びわ子

9月の献燈祭の当日に行っても盆踊りは終わってしまっていますので、ご注意ください!

▽ おすすめ関連記事|盆踊り以外にも、夏にはイベントがたくさん! 夏祭りに出かけてみましょう!

滋賀のご当地盆踊りは?【伝統】

滋賀県には、伝統芸能である「江州音頭」や、高島市の「高島音頭」などがあります。

江州音頭

読み方は「ごうしゅうおんど」です。滋賀県に古くから伝わる民謡で、滋賀県内だけでなく近畿各地でも盆踊りに用いられているのだそう。

江州音頭は「音頭取り」と呼ばれる人の歌に合わせて太鼓などが演奏され、櫓(やぐら)の周りで踊ります。歌い手の個性によって、節回しや言葉などにバリエーションが出るのも特徴です。

近江びわ子
近江びわ子

人々の喜怒哀楽や、五穀豊穣の祈りが込められていますよ。

参考:滋賀県公式サイト|伝統芸能「江州音頭」

高島音頭

滋賀県の高島市に伝わる踊り歌です。起源は室町時代の頃といわれ、太鼓や三味線の音色に合わせて踊られます。

2006年(平成18年)には、市の無形文化財に選定されました。

参考:NHK|「高島おどり」の練習会 7つの盆踊りを一堂に 滋賀 高島

▽ 高島おどり事務局のYouTube動画より。実際の歌やお囃子、踊り方が紹介されています。

そもそも、盆踊りってどんなダンス?

盆踊りは「お盆」の時期に踊られる、日本の伝統的な歌・踊りです。娯楽・宗教行事の側面がそれぞれあり、お盆の時期に踊られることで知られます。

娯楽の側面

盆踊りに使われる「音頭」や「お囃子」では、人の喜怒哀楽・五穀豊穣の願いなどが物語調で歌われたり、軽快に楽器が演奏されたり。参加者も見学者も楽しんで交流できる踊りです。

何周もするので、踊り方を知らなくても、周りの人に合わせて手や足を動かし「見よう見まね」で踊るうちに覚えていけます。

近江びわ子
近江びわ子

誰でも気軽に参加できる盆踊りでは、基本、途中からの飛び入り参加でもOKなんですよ!(※ 主催によります)

先祖供養や鎮魂の祈りの側面も持つ

起源は仏教の「念仏踊り」から発したとされていて、【先祖の霊を迎えて、もてなし、送り出す】ものでもあります。踊りを楽しむ行事の側面だけではなく、宗教的な行事でもあるわけですね。

滋賀太郎
滋賀太郎

地域によっては顔を隠して踊るそうです。先祖の霊が気軽に混ざって踊れるよう、誰かわからないようにする意図もあるのだとか。

「お盆」以外でも踊る?

全国で「お盆」をする日付には地域によってバラツキがありますが、だいたい8月15日付近がお盆にあたります。お盆にあたる8月15日ごろに踊られることが多く、旧暦のお盆(7月15日頃)に合わせたり、曜日に合わせたり、寺社仏閣の神事に合わせたりされることも。

「7~8月中のどこかで盆踊りがある」というイメージかもしれません。

まとめ

この記事では、滋賀の盆踊りを「お祭り情報」「伝統の踊り」の2つをメインに紹介しました。

滋賀の盆踊り お祭り5選

  1. 高島おどり【高島市】……7月中旬
  2. 八日市 聖徳まつり【東近江市】……7月下旬
  3. 佐久奈度神社 御手洗祭(みたらしまつり)【大津市】……7月末
  4. 日牟禮八幡宮 萬燈祭【近江八幡市】……8月中旬
  5. 萱野神社 盆踊り(献燈祭)【大津市】……8月下旬

滋賀の伝統の盆踊り

伝統芸能である「江州音頭」や、高島市の「高島音頭」などがあります。

盆踊りは楽しいイベントであると同時に、先祖の霊と触れ合う宗教行事でもあります。主催によりますが基本、誰でも参加できるので、ぜひ踊りの列に挑戦してみてくださいね! 自身も踊れば、きっとさらに楽しい夜になるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。