各県にある県立美術館。もちろん滋賀にも滋賀県立美術館が存在しています。

フナウンサー
フナウンサー

存在は知っているのですが、「どこ」「どんな場所」と聞かれると……。僕、アートにはあんまり縁が無いもので……。

それは、もったいない! この機会に、ぜひ知るところから始めてみませんか?

近江びわ子
近江びわ子

滋賀にある県立美術館の基本情報を始め、「どんな作品が収集対象なのか」「そもそも美術館ってどんな役割があるのか?」にもサクッと読みやすく触れていきたいと思います。ぜひ最後までお読みくださいね!

※ 開館情報・観覧料情報などは、記事作成時のものです

滋賀県立美術館はどこにある?どんなところ?【基本情報】

滋賀の県立美術館は、大津市瀬田のびわこ文化公園内にあります。

昭和59年(1984年)に完成し、同年8月26日に開館記念式が行われ一般公開がスタート。令和3年にリニューアルされました。

近江びわ子
近江びわ子

開館から40年なのですね!

▼公式サイトはこちら
滋賀県立美術館|トップページ

アクセス情報

  • 住所:滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
  • 電話番号:077-543-2111(電話受付8:30~17:15)
  • 交通アクセス:JR琵琶湖線の瀬田駅から、バスで約10分

近くには県立図書館や埋蔵文化財センターがあり、駐車場も共通で使用できます。1日かけてびわこ文化公園内で過ごすのも良いですね。

利用情報

  • 利用時間
    • 9:30~17:00
    • 展覧会への入場:~16:30まで
  • 休館日
    • 通常:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、代わりに次の火曜日が休館になります)
    • その他:臨時休館、年末年始 など
  • 観覧料 (通常)
    • 一般:540円 [団体430円]
    • 高校・大学生:320円 [団体260円]

臨時休館もあるため、事前に公式サイト・公式SNSなどで休館日を調べておくと良いでしょう。

滋賀太郎
滋賀太郎

施設の点検や、展示品の入れ替えをおこなうために、臨時で1週間~10日ほど休館が続くことがあるようです。

私……調べずに行ったら臨時休館で、悲しい思いをしたことがあります。ぐすん……。

近江びわ子
近江びわ子

無料の日がある!?

また、観覧料については、常設展示の観覧が無料になる特別な取り組みなどが行われているケースも。寄付などにより実施されている企画で、「いつも」というわけでは無いようです。

お得に回るなら?年間パス!

館内のチケットカウンターでは、お得な特典もある年間パスポート(滋賀県美メンバーズ)に入会することもできます。年会費2,400円(一般)で1年間有効とのこと。

近江びわ子
近江びわ子

館内ショップやカフェの割引が受けられる他、講座・ツアーなど人数制限のあるイベントに参加しやすくなるそうです♪

サイト情報

▼公式SNSでは、イベント情報なども発信されています。企画展は期間限定、終わってしまうまでに足を運びたいですね!

▼ おすすめ関連記事|びわこ文化公園はこんなところ! 各施設を総まとめ紹介しています♪

収蔵品の傾向

滋賀県立美術館には、下記のような収蔵品が集められています。

  • 滋賀県にゆかりのある美術・工芸品
  • 現代美術(日本のもの・戦後アメリカのもの)
  • 近代日本画
  • アール・ブリュット作品
  • その他、「芸術文化の多様性」が認められるような作品

アール・ブリュットとは

フランス語で「生(なま)の芸術」という意味があります。美術教育とは違う面から作られた、独特な制作作品などを指します。

例:障害者アート、独学で作られた作品 など

特にアール・ブリュット作品の収集・調査については2016年から一層力を入れられていて、滋賀県立美術館の新たな特色といえるでしょう。

参考:滋賀県立美術館|アール・ブリュットについて

収蔵品は検索もできる

県立美術館のデータベースから、キーワードや作家名などで収蔵作品を検索できるシステムがあります。

気になる作品があれば調べてみましょう!

滋賀県立美術館|収蔵品データベース

そもそも、なぜ美術館があるのか

我が国では、

  • 芸術文化の発展
  • 芸術作品の保護
  • 研究
  • 教育

を目的に、全国各地に美術館が設置されています。滋賀県でも県立美術館があることで、誰もが平等に芸術作品に触れる機会を得ることが保証されているのです。

県立美術館は観覧料が安いのも特徴の1つ。県民のくらしの中で、学びや憩いの場としても、気軽に芸術に触れられる場となっています。

近江びわ子
近江びわ子

おおむね「絵や彫刻がある場所」「いろんな芸術作品を見られる場所」という認識かと思いますが……、社会的な役割がたくさんあるんですね。

芸術作品を通して歴史や人間の持つ感性の豊かさを学び、後世に繋いでいくためにも、くらしに欠かせない大切な施設なのです!

滋賀太郎
滋賀太郎

参考:滋賀県立美術館条例

参考:文化庁|2 1世紀に向けた美術館の在り方について(PDF)

まとめ

この記事では、滋賀県が誇る県立美術館についてを紹介いたしました。

  • 大津市瀬田にある
  • 主な収蔵品には滋賀ゆかりの作品の他、近現代の作品や、アール・ブリュット作品などがある

常設展示の他にも、期間限定で入れ替わる展示もあります。公式サイトやSNSをチェックして、気になる展示があればぜひ足を運んでみて下さいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。