飲食特集〜五感で楽しむ鉄板焼き料理〜

数ある飲食店の中で、一際リピーターが多いことで有名な店が、居酒屋「わえん」。野菜で美味しく酒が飲める店として、近江野菜をメインとした料理を守山市と野洲市の二店舗で展開している。

魅惑の「わえん」、その吸心力に迫る、
オーナー林潤平さんへのインタビュー

わえんオーナー　林潤平さん

お店のこだわりはなんでしょうか。

　まずは、お客様に健康的に楽しくお酒を楽しんでいただけるように、近江野菜や全国から厳選した産地直送の野菜をメイン料理として提供していることです。野菜料理でお酒が飲めるの？と思っている方にも、こんな組み合わせがあったのかと、納得していただけると思います。

　二つ目は、企業理念「私たちのおもてなしと料理でお客様を楽しませ、笑顔と明日への活力をつくる」にあるように、美味しい食事の提供は当然、お客様が「明日も頑張ろう！」と思ってもらえる活気あるアットホームな空間を目指しています。また、お客様の誕生日や結婚記念日などのイベントは、私たちにとっても喜ばしいこと。一緒に全力で祝います！（笑）。お客様にとって「祝い事をするならわえんが滋賀県一」を目指しています。

それにしても、なぜ林さんは、その二つを大切に考えているのですか。

　その答えは、僕の育ってきた環境にあるのかもしれません。祖父の家が農家で野菜のおいしさを人にもっと広く広めたいなという思いがずっとあったのと、自分にとってすごく身内な人が体調を崩していく姿を見て、「あぁ、みんなで楽しく健康に飲めたら良いのになぁ」と思ったことが「わえん」開業の動機となったと思っています。
　そのため「わえん」は他店ではわき役である野菜を主役に、肉やお酒だけではない健康的な食事の提供、そして何よりそこに集う方が笑顔で過ごせる時間を大切にしたいと考えています。