毎年やってくる暑い夏。みなさんはどう過ごされていますか? 増加傾向にある猛暑日がやってくるたび、心も体もしんどくなりますよね。
そんな暑さをしのぐため、今年の夏は避暑地に行ってみてはいかがでしょうか。
「せっかくだから自然を満喫しながらゆっくりしたいなぁ」
「でも自然の中には冷房がないから、逆に暑いかもしれない」
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そんな不安を抱いている方必見!みなさんが設定しているであろう冷房温度より涼しい場所が滋賀にはあるのです。
自然の中でゆっくりしながら、夏の暑さを一緒に乗りこえましょう!
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滋賀にある避暑地3選

涼しくて自然を満喫できる避暑地「鶏鳴の滝」「伊吹山ドライブウェイ」「河内の風穴」の3つを紹介します。
1.鶏鳴の滝
1つめの避暑地は甲賀市信楽町の山奥にある鶏鳴(けいめい)の滝です。バスだと約45分歩くことになるため、車で行くことをおすすめします。ただし、車同士がすれ違うのは困難なほど道が細くなっています。駐車場にも限りがあるため、運転には十分に注意してくださいね。
鶏鳴の滝がある場所まで駐車場から歩きますが、山奥にあるため森林浴もできて清々しい空気が味わえます。
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8月の猛暑日に行かれた方によると、非常に涼しかったとのことでした。
鶏鳴八滝
「鶏鳴の滝」を含む8つの滝を総称して「鶏鳴八滝」と呼ばれています。もともと有名だった「鶏鳴の滝」以外の7つの滝は、2010年に公募により決められました。
以下は8つの滝の名前です。どれも神秘的ですてきな名前ですね。
- 初音(はつね)の滝
- 垂尾(しだりお)の滝
- 白神(しらがみ)の滝
- 鶏鳴(けいめい)の滝
- 白蛇(びゃくじゃ)の滝
- 白布(はくふ)の滝
- 岩しだれの滝
- 神有(かみあり)の滝
鶏鳴の滝に来られた際には、ぜひ、他の7つの滝も見てください。
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それぞれの滝に、滝の名前が書かれた信楽焼のたぬきがいるんだって!
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2.伊吹山ドライブウェイ
滋賀と岐阜の県境にあり、1年を通して平地より8~10℃ほど気温が低いという伊吹山。つまり平地で35℃なら、伊吹山は25℃ということです。とても涼しいですね!
伊吹山のふもとは岐阜にあり、ドライブウェイに入場するには通行料金が必要になります。山頂駐車場までの道の途中では、岐阜だけでなく名古屋まで一望できる地点がありますよ。片道約30分で滋賀の山頂駐車場に到着します。
山頂駐車場にある売店「スカイテラス伊吹山」ではショッピングや食事を楽しむことができます。2024年に女子トイレが改装されたばかりで、山の上とは思えないほど設備の整った施設となっていますよ。
また、山頂駐車場から頂上までの道は整備されているので、自然が生み出した花を眺めながら山頂までのハイキングも可能です。
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標高が高い場所では、気温は低くても日差しは平地より強いです! 日傘やアームカバーなどを使って、直射日光を浴びないように注意してくださいね。
さらに夏の間は夜間オールナイト営業を行っていて、夏の星空を満喫できるのも魅力的! この時期だけは車中泊もOK!予約必須ですが、山頂の山小屋での宿泊も可能ですよ。
3.河内の風穴
河内(かわち)の風穴とは、犬上群多賀町の鈴鹿山脈のふもとにある、55万年前にできたと言われている鍾乳洞です。小洞が多いため内部は複雑ですが、洞窟内で放たれた犬が三重県伊勢市に出てきたという伝説があるほど広大だとか。
道の整備やライトアップがされているものの、自然環境により地面や手すりがぬれていて滑りやすくなっています。ズボンと歩きやすい靴で行ったほうがいいでしょう。
洞窟内の気温は年間を通して約12℃。実際に夏に入場した人からは「寒すぎる」との声もあったほどに冷えています。
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奥まで進んだら立ち入り禁止区域になるので、来た道を戻ります。通路は一人分の幅しかないので、譲り合いながら進んでくださいね!
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避暑地とは

「夏でも涼しい土地」のことを避暑地といいます。標高の高い場所や寒冷地が避暑地となることが多く、日本では軽井沢や箱根が代表的ですね。
もともとは外国人が日本国内に「外国人避暑地」を造ったのが始まりだと言われています。この時代は通信や交通が不便であったため、外国人避暑地は外国人が年に1回集まって情報交換をする場でもありました。
その後、避暑地は日本人にも広がっていき、現在のような形になっていったのだとか。
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猛暑日の注意点

今年も暑い夏がやってきます。2050年には夏の温度が47℃になると言われています。衝撃ですよね。
冷房代がもったいないから、家で冷房はつけないという方もいらっしゃいます。しかし、熱中症のほとんどは室内で発生しています。節約を考えられているなら、日中はお近くの冷房の効いた施設で過ごしてみてはいかがでしょうか。命優先の行動を心がけてくださいね。
猛暑日の注意点
- 喉が渇いていなくても、こまめに水分や塩分を補給する
- 暑い時間帯に出かけるのを避ける
- 外出の際は、日傘や帽子を着用して直射日光を浴びない
- 室内の扉を開けて空気を流す
- 窓にすだれをかけて日影をつくる
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まとめ
今回ご紹介した避暑地では、自然を感じながら快適に過ごすことができます。夏に寒いと思えるほどの場所があるなんて驚きですね!
滋賀の避暑地3選
- 鶏鳴の滝
- 伊吹山ドライブウェイ
- 河内の風穴
暑いときには涼しい場所へ行って、少しでも快適に過ごしてくださいね。ぜひ、良い夏を楽しんでください!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。