冬は寒いし、雪が降ったりと、なんだか外に出るのもおっくうになりますよね。暖かい部屋の中で、ゴロゴロするのも、もちろん気持ちがいいのですが、そればかりではやはり飽きてしまいます。

そんな時、滋賀に冬でも絶景を楽しめる菜の花畑があるのを知っていますか?

春のイメージが強い菜の花ですが、意外にも寒さに強く、早咲き・寒咲きの品種があり、冬でも楽しめます。少し早い春を感じに、冬の菜の花畑にお出かけしてみるのはいかがですか。きっと元気をもらえますよ!

定番の春の菜の花の名所も併せてご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

  • 【冬】滋賀の早咲き菜の花の名所1選
  • 【春】滋賀の菜の花の名所3選
近江びわ子
近江びわ子

冬に黄色い菜の花の絨毯が見られたら、心はポカポカになりますよね!

※記事内の施設・価格情報は、記事作成時のものです。

【滋賀】黄色い絨毯を見に行こう!菜の花の名所4選

春の訪れを感じさせてくれる菜の花ですが、今回は、春だけではなく冬にも楽しめる菜の花の名所4選をご紹介します。

菜の花の花言葉は、「快活」「明るさ」。その名の通り、ビタミンカラーのあの色は、見ているだけで力が湧いてきそうですよね!さぁ、一面に広がる菜の花畑にお出かけしましょう!

【冬】滋賀の早咲き菜の花の名所1選

冬に見られる菜の花とは?

通常菜の花は、春の花として、春先の3月から4月に咲きますが、菜の花の中にも、早咲き・寒咲きの品種があり、まだ寒い冬の12月から2月に見ることができます。彩りの少ない寒い時期に、一面の菜の花畑が見られたら、とても嬉しいですよね!

滋賀で見るならここ!琵琶湖畔にある「第1なぎさ公園」

滋賀では、守山市の琵琶湖岸道路沿いの湖畔にある、第1なぎさ公園で見られます。

特徴

第1なぎさ公園で見られるのが、寒咲花菜(カンザキハナナ)という、早咲きの菜の花で、例年1月下旬から2月上旬頃に見頃を迎えます。敷地面積約4,000㎡に約12,000本もの菜の花が咲き誇ります。

琵琶湖の向こうには、比良山系の山々が連なり、まだ雪の残る山と、一面黄色の絨毯のような菜の花のコントラストは圧巻です。この滋賀ならではの風景は、滋賀の冬の風物詩にもなっているほどです。

「第1なぎさ公園」で冬以外に見られる花もある?

夏には、少し小さめのひまわりが、同じく約12,000本咲き乱れることでも有名で、見頃は7月中旬から下旬頃です。

初夏には、公園近くの浜辺で、一面ハマヒルガオが広がる景色に出会えます。筆者は見に行ったことがあるのですが、ピンク色のヒルガオとハート型の葉っぱがかわいらしかったです。見頃は5月下旬から6月上旬頃です。

その時に立ち寄った「第2なぎさ公園」も、今注目の映えスポットなので、気になる人はぜひ訪れてみてくださいね!「BIWAKOモニュメント」がありますよ!

▼冬の青空の下に遠くの山々と黄色い菜の花の絨毯、素敵ですよね!

施設情報

  • 住所……滋賀県守山市今浜町地先 MAP
  • アクセス……名神栗東ICから30分/JR守山駅から近江鉄道バスで25分「第1なぎさ公園」下車
  • 駐車場……期間中臨時駐車場あり
  • TEL……077-582-1266(守山市観光物産協会)
  • 定休日……期間中開放
  • 料金……無料
  • 公式サイト……第1なぎさ公園

▼おすすめ関連記事|春の花と言えば、チューリップも見逃せません!

【春】滋賀の菜の花の名所3選

こちらでは、定番の春に見られる滋賀の菜の花の名所3選をご紹介します。

▼春の菜の花の名所3選

  • 道の駅あいとうマーガレットステーション(東近江市)
  • 近江八幡水郷めぐり(近江八幡市)
  • 滋賀農業公園ブルーメの丘(蒲生郡日野町)

春の花の菜の花ですが、「さぁ~菜の花見に行こう!」と、菜の花だけを見に行くことって、実はあまりないのではないでしょうか。

筆者は河川敷の傍に住んでいて、毎年そこでたくさんの綺麗な菜の花を見られてしまうので、そう思うだけなのかもしれませんが・・。

ここでは菜の花と一緒に、食事や観光もたっぷり楽しめる名所3選をご紹介します!

近江びわ子
近江びわ子

春は、菜の花を食べることでも楽しめますよね!

①道の駅あいとうマーガレットステーション(東近江市)

  • 見頃:4月中旬~下旬頃
  • 規模:2,000㎡20万本

特徴

道の駅あいとうマーガレットステーションは、地元野菜や果物の直売所をはじめ、季節の野菜果実を100%使ったジェラートのお店や、地元産の生そばやうどんが楽しめるお店もあります。

花の名所としても有名で、夏のヒマワリや秋のコスモス畑は見ごたえがあります。春の菜の花の見頃は、4月中旬から下旬頃で、約2,000㎡に約20万本と大規模な菜の花畑は圧巻です。

また2月から5月はいちご狩りも開催しているので、美味しいと評判の菜の花ジェラートと一緒に、いろいろ楽しんでみてはいかがですか。

▼菜の花ジェラートの他にも、野菜のジェラートがどれも人気です!

施設情報

  • 住所……滋賀県東近江市妹町184番地1 MAP
  • アクセス……名神八日市ICから7分/近江鉄道 八日市駅からちょこっとバスで20分「マーガレットステーション」下車
  • TEL……0749-46-1110
  • 営業時間……9:00~17:30(※各店舗により異なる)
  • 定休日……毎週火曜日
  • 公式サイト……道の駅あいとうマーガレットステーション

②近江八幡水郷めぐり(近江八幡市)

  • 見頃:4月上旬頃
  • 規模:不明

特徴

近江八幡水郷めぐりは、「日本三大水郷めぐり」のひとつで、八幡山城の城下町「八幡堀」を手漕ぎの舟でのんびり巡ります。

「春色安土八幡の水郷」と言われるほど春の景色は格別で、水路沿いに咲き乱れる菜の花と満開の桜を一緒に楽しめます。この季節は、予約がすぐ埋まってしまうので、早めの予約がカギですよ!

水郷めぐりの周辺は、歴史ある近江の町並みを活かした観光スポットがたくさんあります。町家カフェや蔵カフェなど、おしゃれなお店もたくさんあるので、舟旅のあとは、水辺のほとりのカフェでくつろぐのもいいですね!

▼情緒があって、ゆっくり滋賀の春を満喫できますね~♪

施設情報

  • 住所……滋賀県近江八幡市北之庄町880 MAP
  • アクセス……名神蒲生スマートICから20分/JR近江八幡駅から「長命寺行き」バスで「豊年橋和船乗り場口」下車
  • TEL……0748-32-2564
  • 営業時間……10:00~、15:00~の1日2回の出航
  • 定休日……期間中無休(乗合船運航:4月~11月)
  • 料金……大人2,200円/小人1,100円
  • 公式サイト……近江八幡水郷めぐり(近江八幡和船観光協同組合)

▼おすすめ関連記事|春の花見と言えば、やっぱり桜は外せないですよね!

③滋賀農業公園ブルーメの丘(蒲生郡日野町)

  • 見頃:3月中旬~4月上旬頃
  • 規模:約15,000本

特徴

滋賀農業公園ブルーメの丘は体験型の農業公園で、農業や酪農など、さまざまな自然と触れ合え、四季折々の花々も楽しめます。

菜の花は、3月中旬から4月上旬頃が見頃で、約15,000本の菜の花が開花します。羊の牧場のとなりに、一面の菜の花畑が広がる、のどかな風景に癒されますよ!

レストランやアスレチック、季節ごとのイベントなど施設も充実しているので、菜の花以外も楽しみたい人におすすめの公園です。

▼黄色い菜の花の絨毯の中に入ったら、童心に帰れそうですね♪

施設情報

  • 住所……滋賀県蒲生郡日野町西大路843 MAP
  • アクセス……名神八日市/蒲生スマートICから約20分
  • TEL……0748-52-2611
  • 営業時間……平日10:00〜17:00/土日祝9:30~17:00
  • 定休日……水曜日 
  • 料金……大人1,500円/小人800円/幼児無料
  • 公式サイト……滋賀農業公園ブルーメの丘

まとめ

春だけではなく、冬にも見られる菜の花畑4選を紹介してきましたが、いかがでしたか?

ポカポカ陽気の中の菜の花畑も、もちろん気持ちがいいですが、雪山と菜の花の貴重なコラボも見逃せません!冬ならではの空気と絶景を、ぜひ体験してみてくださいね!

ちなみに筆者は菜の花メニューを見ると、思わず手に取ってしまいます・・。春の訪れを感じるのも嬉しいし、あのほろ苦さにやみつきです!