寒い冬は、ウインタースポーツや温泉など、冬だからこそ楽しめるおでかけがたくさんありますよね。

でも日に日に暖かくなり、の訪れを感じ始めたら、心はウキウキ、春爛漫の花々が咲きあふれる場所へおでかけしたくなりませんか。

そして春の花々といえば、やっぱり満開の桜が見たくなりますよね。

滋賀には、春の陽射しをたっぷり感じられる桜の名所がたくさんありますよ。あなたも心地よい春風に誘われたら、素敵な春景色を見つけに行きましょう♪

※イベント・料金情報は、記事作成時のものです。

滋賀太郎
滋賀太郎

最近暖かくなってきましたね~。
冬はこたつにみかんが定番でしたが、どこかおでかけしたくなってきました!

すっかり春らしくなりましたね!
もうすぐ桜が見頃なのでお花見はどうですか?

近江びわ子
近江びわ子
滋賀太郎
滋賀太郎

いいですね!どこかおすすめのところはありますか?

滋賀には桜の名所がたくさんあるので紹介しますね!

近江びわ子
近江びわ子

滋賀の春のおでかけスポット①:彦根城(彦根市)

彦根城は、徳川家康の命によって、およそ400年前に建てられたお城で、極めて保存状態が良く、当時の姿をほぼそのまま残しています。近世のお城では現存する天守は珍しく、国宝にも指定されているほどです。

また、重要文化財の各櫓や下屋敷の庭園の玄宮園なども、当時の姿のまま残っており、長い歴史の重みを感じられる価値ある城跡です。

特徴

見どころ1:白壁に映える約1100本の桜

春にはお堀沿いを中心に、約1100本もの桜が彦根城を取り囲むように咲き誇ります。彦根城の際立つ白壁に映えるように咲く、桜の美しさとのコントラストに、思わず息をのむことでしょう。

見どころ2:屋形船から見上げる桜

お堀を回る屋形船も運行しているので、船から見上げる桜の景色もひと味違っておすすめです。

見どころ3:開花期間中の限定イベント

桜の開花期間中は、彦根城桜まつりや夜桜のライトアップもあり楽しめますよ。お堀に浮き出る夜桜がなんとも美しく、その迫力に圧倒される、まさに豪華絢爛と言うにふさわしい絶景です。

美しい月明りに浮かび上がる壮麗な彦根城は、「月明 彦根の古城」と、琵琶湖八景のひとつにも数えられるほど。あなたも春の彦根城を訪れてみてはいかがですか。

▼昼景も夜景も、美しく咲く桜とお城の風景に心奪われますね。

おでかけ情報

  • 所在地:滋賀県彦根市金亀町1-1
  • 電話番号:0749-22-2742
  • アクセス:JR彦根駅から徒歩15分
  • 駐車場:あり
  • 開場時間:08:30~17:00
  • 料金:大人 800円、小人 200円(玄宮園を含む)
  • Webサイト:国宝 彦根城

滋賀の春のおでかけスポット②:海津大崎(高島市)

海津大崎は、琵琶湖の北側の湖畔にある岩礁地帯のことを言います。琵琶湖国定公園の中でも有数の景勝地で、琵琶湖八景のひとつ「暁霧(ぎょうむ)・海津大崎の岩礁」としても知られています。

毎年4月上旬になると、少し遅咲きの約800本ものソメイヨシノが、およそ4㎞に渡って咲き乱れ、たくさんの花見客で賑わいます。

特徴

見どころ1:日本のさくら名所100選の桜

海津大崎は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれていて、藍色の琵琶湖と薄桃色した桜の帯のコラボが、とても素敵な場所となっています。

道の両脇に桜が植えられ、延々と続く桜のトンネルは、並木道の散策だけでなく、快適なドライブコースやサイクリングコースとしても大人気です。

見どころ2:朝焼けの竹生島と海津桜

特におすすめしたいのが、海津桜とさくら色に染まる琵琶湖の朝焼けです。

琵琶湖を眺めると、遠くにパワースポットで知られている、日本遺産の竹生島が見えます。幻想的なその景色に、思わずうっとり惚れることでしょう。

ぜひ早起きして、この素敵な朝焼けに会いに行ってみてくださいね。

おでかけ情報

  • 所在地:滋賀県高島市マキノ町海津
  • 電話番号:0740-33-7101(びわ湖高島観光協会)
  • アクセス:JRマキノ駅から車で15分
  • 駐車場:なし
  • Webサイト:海津大崎の桜

▼海津大崎ほか、滋賀県で楽しめるサイクリングコースをたくさん紹介しています♪

滋賀の春のおでかけスポット③:三井寺(大津市)

正式名称は「長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)」で、通称「三井寺」という名で知られているお寺です。近江八景「三井の晩鐘」としても有名で、天台寺門宗の総本山になります。

1200年以上の歴史を持ち、環境庁による「残したい日本の音風景100選」にも選定されています。

特徴

見どころ1:一面さくら色に染まる境内

広大な敷地には、金堂を始めとする数々の歴史遺産があり、すべて回ろうと思うと数時間は掛かるくらい、その豊富さは圧巻です。

万葉の時代から、桜の名所として親しまれている三井寺の境内には、1000本を超す桜が植えられていて、春になるとソメイヨシノや山桜、しだれ桜が咲き誇り、一面薄紅色の世界が広がります。

また花見シーズンには、境内全域がライトアップされ、桜の美しさは一層引き立ち、神秘的な夜桜の世界も楽しめます。

見どころ2:話題の絶景リフレクション桜

そして今SNSでも話題になっているのが、完全予約制で特別公開される「観月舞台」です。

床が反射する板でできていて、まるで水面に映し出されたかのような、美しいリフレクションの逆さ桜の絶景を見られますよ。

▼観月舞台、反則なほどの美しさです!

追加情報

京阪電鉄三井寺駅のすぐ北側を流れるのが疎水運河「琵琶湖疎水」です。この琵琶湖疎水も、滋賀の桜の名所として有名なところです。

疎水両岸に咲き誇る桜と、レトロな造りの水門が織りなす風景は、まるで小説の世界に迷い込んだかのよう。

夜桜ライトアップもあるので、疏水を巡る船から、夜の幻想的な桜鑑賞もできますよ。

おでかけ情報

  • 所在地:滋賀県大津市園城寺超246
  • 電話番号:077-522-2238
  • アクセス:京阪電鉄 三井寺駅から徒歩7分
  • 駐車場:あり(普通車500円)
  • 開場時間:08:00~17:00
  • 入山料:大人 600円、小人 200円
  • Webサイト:三井寺(園城寺)

滋賀の春のおでかけスポット④:MIHO MUSEUM(甲賀市)

MIHO MUSEUMは、私設美術館としては日本最大で、ミシュラン観光ガイドにも掲載されている有名な美術館です。

日本美術をはじめ、エジプト・ギリシャ・中国などの古代美術品が展示されています。

特徴

見どころ1:桃源郷モチーフの秘境の美術館

信楽の自然豊かな森の中に佇むMIHO MUSEUMは、秘境の美術館とも言われ、桃源郷をモチーフにした設計で、自然と融合した建築は圧巻の美しさです。

山の奥にあり自然の中に同化している美術館に着くまでに、まずアプローチロードを徒歩7~8分歩きます。最後、出口の見えない黄金のトンネルを進むと、谷に掛かる吊り橋の向こう側にエントランスが姿を現します。

見どころ2:さくら色の空間が広がるトンネル

春には、アプローチロードをしだれ桜が彩り、しだれ桜の並木道に導かれるように、トンネルへの道が続きます。トンネルの向こう側に見える桜が反射し、まるで万華鏡を覗いているかのような風景が、トンネル内いっぱいに広がります。

さくら色に染まるトンネルは、本当に桃源郷に来たかのように、強く心に残る絶景でしょう。

▼美しく弧を描くトンネルに映える満開のさくらのピンク色♪

おでかけ情報

  • 所在地:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
  • 電話番号:0748-82-3411
  • アクセス:JR石山駅から帝産バスで50分
  • 駐車場:あり(無料)
  • 開館時間:10:00~17:00
  • 入館料:大人 1300円、小人 無料
  • Webサイト:MIHO MUSEUM

※冬季は休館あり。詳しくは開館カレンダーをご覧ください。

滋賀の春のおでかけスポット⑤:滋賀農業公園ブルーメの丘(蒲生郡日野町)

ブルーメの丘は、中世のドイツをイメージした農業公園で、四季折々の花々やいろいろな種類の動物たちと触れ合える人気のレジャースポットです。

特徴

春になるとブルーメの丘では、桜ではなく、満開の菜の花やネモフィラ、豪華なバラなどが公園を彩ります。中でも春のチューリップ畑は格別で、1年で1番見応えのある風景が見られます。

見頃は4月中旬~5月上旬、開花数は約120種13万本とかなりの規模で、春をたっぷり感じられる一面のお花畑に、きっと心躍されることでしょう。

追加情報

おすすめ1:大人気クライミング・アトラクション

様々なアトラクションが豊富に体験できるのも、この公園の魅力です。高さ17mのドイツ製巨大アスレチック「アルプスジム」は、72種類のクライミング・アトラクションが楽しめます。

中でも、本格的なボルダリングや自転車で一本橋を渡るアトラクションは、特に人気があります。

「アルプスジム」には、キッズコースもあるので、身長が規定に満たないお子様でも、十分楽しむことができます。大人でも子供でも、出来た時の達成感って嬉しいものですよね。

おすすめ2:今人気のジップラインも♪

また、他にはない曲がりくねったコースが特徴的な空中アトラクション「フォレストライナー」や、バギーやゴーカート・芝すべりなどの遊具もあります。

レストランやカフェもありメニューも充実しているので、花見にスポーツにと、たっぷり1日遊び尽くせますよ。

おでかけ情報

  • 所在地:滋賀県蒲生郡日野町西大路843
  • 電話番号:0748-52-2611
  • アクセス:八日市インターまたは蒲生スマートインターより20分
  • 駐車場:あり(無料)
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 料金:大人 1200円、小人 800円
  • Webサイト:滋賀農業公園 ブルーメの丘

まとめ

いかがでしたか?気になる施設や、行ってみたいところはありましたか?

今回ご紹介したおでかけスポットは、滋賀大好きな私が厳選した、うららかな春の滋賀を楽しめる本当におすすめできる5か所です!

  • 彦根城(彦根市)
  • 海津大崎(高島市)
  • 三井寺(大津市)
  • MIHO MUSEUM(甲賀市)
  • 滋賀農業公園 ブルーメの丘(蒲生郡日野町)

滋賀県は、雄大な琵琶湖を始め、自然もとても多く、いつ訪れてもゆったり時間が流れていて癒されます。

春のポカポカ陽気に誘われて、どこへお出かけしようかなぁとお悩みなら、ぜひ、春色に染まる滋賀に足を運んでみてはいかがですか。