掘り出された天然石や、研磨されキラキラと輝く宝石は、大地が育んできた自然の神秘ですね。天然石や宝石といえば「海外に鉱脈があるんじゃないの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、国産の宝石もあるんですよ! トパーズはなんと滋賀もその産出地の1つです。
えっ! 滋賀で宝石が採れるんですか!? なんともロマンのある話~!!
滋賀のどこでトパーズが採れるのか? 今はどうなのか? 気になりますよね。この記事では、滋賀でトパーズが採れると知られる産地について紹介いたします。
滋賀県では宝石「トパーズ」が採れる!?

滋賀県でトパーズが採れるのは、大津市です。
大津市の田上山(たなかみやま・たのかみやま)はトパーズの産出地で、日本の中でもトップ3の産地として知られています。かつては海外への輸出もされるほどでしたが、現在は残念ながら、産出量はほぼ無いようです。
ここから輸出された滋賀産トパーズは、アメリカ合衆国にあるアメリカ自然史博物館にも展示されているそうですよ! 世界的に知られる産地なのです。
今は、掘り尽くしちゃったんでしょうか?
現在も、掘れば見つかることもあるようです。しかし、積極的には掘られていないようですね。
田上山のトパーズ
現地では昔から、田上山で見つかる結晶を「青玻璃(あおはり)」と呼んでいたようです。明治時代にはとても大きなブルートパーズも見つかったそう。
田上山の晶洞
特にたくさん産出された場所は「中澤晶洞」(なかざわ-しょうどう。中沢晶洞)。「中澤(中沢)」は発見した人の名前から名付けられました。
地質は花崗岩で、トパーズ以外にも曹長石や水晶などが見つかりやすいそうです。
晶洞とは
岩山や鉱山の中にできた空洞・洞窟のこと。鉱石・宝石を採取するために、人の手で掘り広げられることもあります。
洞窟の中はガスや水が溜まったり、落石があったり……。とても危険なので注意して下さいね!!
▽ Instagramでは、滋賀産のトパーズを研磨されている様子の動画投稿されている方も。カットによって、美しく輝く宝石になっていくのがステキですね!
田上山ってどんなところ?

田上山は湖南アルプスの1エリアで、1つの山ではなく山が集まった総称です。「田ノ上山」「太神山」とも表記されることがあります。主峰といわれる太神山は標高約599.7メートル。
かつての材木需要で、一時期、過剰に樹木が伐採され「はげ山」になってしまった過去もありました……。
地道な植樹活動によって森林が回復し、今では自然豊かな山に戻っています。ハイキングやトレッキングで訪れることもできますが、危険なエリアも多いので注意しましょう!
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トパーズってどんな石?

和名では「黄玉」とも呼ばれ、その名の通り黄色く輝く姿がよく知られている宝石です。しかし、色は黄色だけとは限りません。透明なホワイトトパーズや、青いブルートパーズなどもあるんですね。
日本では「黄色」のトパーズはほぼ見られないそうです! 大津市の田上山で発見されたトパーズも、青や透明のものが多いのです。
11月の誕生石として世界中の人から愛される美しい石です。
まとめ
この記事では、滋賀でトパーズが産出される田上山についてご紹介しました。
- 大津市にある湖南アルプスの1エリアで、花崗岩からトパーズも産出
- かつては輸出するほどの産出量があったが、今ではあまり掘られていない
- 特にたくさん産出された場所は「中澤晶洞」
美しい宝石の原石が滋賀に眠っていると思うと、ワクワクしますね! 現在は積極的に掘られているわけではありませんが、今でも滋賀産のトパーズは見つかることもあるようです。
登山は危険も伴うため、自己判断で登るのはくれぐれもご注意ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。






