滋賀の近江八幡市は、歴史好きな人にはたまらない観光スポットの1つです。 近江商人を多く輩出し、今も古い街並みがきれいに残っていることでも有名です。
ですが、なぜ近江商人の地となったのか、そして今も街並みが残っているのか、深いところまではご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、近江八幡のおすすめの観光スポットを紹介しながら、歴史背景についてもサクッとやさしく解説していきます。記事を終えた頃には、近江八幡の魅力を実際に感じたくなること間違いなしですよ!
近江八幡は歴史のある町なんですよ~! 1度は行ってみたいですね!
※ スポット情報・店舗情報は記事作成時のものです ※2026年3月更新
近江八幡市ってどんなところ?

近江八幡(おうみはちまん)は琵琶湖(びわこ)の東側の湖東地区。滋賀県のほぼ中心に位置していています。
昔は田園が広がり、肉牛の飼育も盛んだったそうです。戦国時代の有名な施策「楽市楽座」で城下町・商業都市としても発展し、そのおかげで全国へと商いを拡げる近江商人をたくさん輩出しました。
今でも城下町や水郷など、古くからの街並みがそのまま残っており、滋賀県を代表する観光スポットの1つです! きれいに残っているのでタイムスリップしたような感覚が味わえるのです。
時代劇や映画、ドラマのロケ地としてもたびたび使用され、歴史の情緒深いエリアとして訪れる人々を魅了していますよ!
あの有名な「織田信長」が目をつけた場所なんですよ!
文化財保護法で守られている!
近江八幡市の楽市楽座で自由商業都市の発展を築いた町並みは、文化財保護法により「伝統的建造物群保存地区」として守られています。旧市街地は今もなお、基盤目状の町並みと近江商人の本宅が残されており、当時の面影が感じられます。
近江八幡の由来
近江八幡市には「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」という名の神社があり、そこから名前がついたと伝えられています。しかし、市制施行時には福岡県に八幡市(やはたし)が存在していたため、頭に「近江」と加えて「近江八幡市(おうみはちまんし)」となりました。
「近江」がついていると、より滋賀県のイメージが湧きやすいですね!
滋賀の近江八幡|人気スポット 5選

近江八幡市の人気スポットから、
- 歴史スポット3つ
- お店スポット2つ
の順に、計5つ紹介します! ご旅行の際はぜひ訪れてみてくださいね!
歴史スポット
- 安土城跡
- 日牟禮八幡宮
- 八幡堀
歴史スポット① 安土城跡
城下町で栄えた八幡堀付近から少し離れたところにあり、車で約10分の距離です。
織田信長が3年の歳月を経て建てたと伝えられている「安土城」の跡地です。本能寺の変の後、称して石垣だけが残りました。
安土城中枢部への入り口である「黒金門」は大きな石を使って石垣が組まれています。大型の天主があったとされる場所は琵琶湖と広々とした景色が見渡せます。今では石垣しか残っていませんが、今でも風情が残り、様々な石垣は見ごたえがありますよ!
春には桜が一面に広がり、桜の名所としても有名ですよ!
あの織田信長のゆかりの地! 城跡に触れ、パワーをもらいしょう!
▼6枚目に大きい意志を使った石垣があります!ご参考に。
施設情報
- 《所在地》滋賀県近江八幡市下豊浦
- 《電話番号》0748-46-6594
- 《定休日》年中無休(悪天候の場合休山の場合あり)
- 《営業時間》8:30~17:00(入城は16:00まで)
- 《料金》
- 大人 700円
- 小人 200円
- 参考サイト:滋賀・びわ湖観光情報|安土城跡 のページ
▽ おすすめ関連記事|織田信長とのつながりは、こちらの記事で詳しく紹介しています!
歴史スポット②日牟禮八幡宮
近江八幡の由来ともなった日牟禮八幡宮は、八幡さまが祀られている神社で八幡堀からも近く、人気の観光スポットです。観光する人も多くいますが、樹々に囲まれて静けさがあり、同じ観光地の八幡堀とはまた違った空気感があります。
有名な行事ごとに「左義長祭(さぎちょうまつり)」があります。豊臣秀次が移住させた民たちが、元々行われてた「八幡祭」の荘厳(しょうごん)さに驚き、それに対抗して始まったと伝えられています。左義長祭は毎年3月14・15日付近の土日に行われています。日程が合えば一度祭典にも参加されてみてはいかがでしょう。
自由商業都市として栄えた城下町のお祭りが今もなお、伝統として受け継がれています。豊臣秀次が偉大な人物だということがわかりますね!
▼近江八幡の由来ともなった日牟禮八幡宮。写真でも静けさが伝わってきます。
施設情報
歴史スポット③ 八幡堀
琵琶湖からの往来船を寄港させた八幡堀は、人・物・情報を集め、城下町を大いに活気づけました。その水路や建造物は、住民たちの保存運動や清掃活動によってきれいに保たれています。
昔にタイムスリップしたような感覚になる八幡堀は、今では観光名所となっており、時代劇のロケ地として知られています。
八幡堀は徒歩でゆっくりと四季折々の風景を楽しめます。そのまま徒歩もいいのですが、ワンランク上の観光があります。なんと、八幡堀の水郷を船で楽しめるのです! 船でしか見られない、自由商業都市を発展させた景色がそこにはありますよ!
徒歩とは違った景観を一度体験してみて下さい。予約なしでも2人以上で乗船できるので、友達や家族とご一緒にどうぞ♪わんちゃんも乗船できます!(わんちゃんの乗船には、おむつが必要です)
▼映画のロケ地として有名な八幡堀です。八幡堀めぐりはこの水路を船で移動します♪
八幡堀めぐり
- 《所在地》滋賀県近江八幡市多賀町743
- 《電話番号》0748-33-5020(当日に関するお問い合わせ|090-6977-0045)
- 《定休日》年中無休(天候などにより臨時休業の場合があります)
- 《営業時間》10:00~16:00(冬季は天候により早まる場合があります)
- 《料金》
- 大人 1,500円
- 小人 1,000円
- 犬 1,000円(抱っこできる犬は無料)
- 《ホームページ》お食事処 和でん・八幡堀めぐり
- 《公式Instagram》和でん 八幡堀めぐり
お店スポット
- ほりかふぇ【飲食店】
- まるたけ近江西川【食品販売】
人気のお店① ほりかふぇ
※ ほりかふぇ八幡堀テラスは、2025年12月24日に多賀町743での営業を終了されました。2026年に同エリア内の別の場所に新店舗を開業される予定です
時代劇のロケ地として有名な八幡堀をテラス席から目の前で楽しめる絶好のカフェです。店内飲食もできますが、よい機会なのでテラス席でゆっくり観光名所の風情を味わうのがおすすめ! ゆっくり眺める景色はまた違う感じ方ができますよ。
そして、こちらではランチで近江牛がいただけます!
メニューも豊富で
- 近江牛ステーキ重
- 近江牛つけ麺
- 近江牛ソルロンタン定食(冬季平日限定) など
近江牛を他とは違ったメニューで味わえます。他にもビワマスの煮付けやブラックバスのフライなど中々味わえないメニューもあります。八幡堀を眺めながらゆったりランチでくつろぎましょう。飲み物もお酒やノンアルコールも充実しています♪
▼八幡堀を眺められるテラス席です! 風情を感じられていいですね♪
店舗情報
人気のお店② まるたけ近江西川
昭和22年創業の近江牛にこだわりを持ったお店です。精肉店とレストランの両方で営業されています!
歴史的建造物群保存地区の新町筋と、永原町筋の間にある仲屋町通りにお店はあります。二つの筋の中間にあるので、新町筋か永原町筋、どちらから観光しても立ち寄りやすいので安心です。
牛の飼育から販売まで全ての工程をされています! 観光地だからといって近江牛の値段を上げていないのもお店のこだわりです。観光と一緒に「本物の近江牛」を味わいましょう♪
メニューは
- 近江牛すきやき御前
- 近江牛づくし弁当
- 近江牛ハンバーグ など
近江牛をふんだんに使ったメニューばかりです。
おいしい近江牛を味わってみたくなりました~!
▼こちらが「近江牛すきやき御前」です。本物の近江牛をぜひ!
店舗情報
- 《所在地》滋賀県近江八幡市仲屋町中16
- 《電話番号》0748-32-2336
- 《定休日》毎週火曜日
- 《レストランの営業時間》
- ランチ|11:00~15:00
- ディナー|17:00~19:00
- 《ホームページ》昔ながらの近江牛専門店 まるたけ近江西川
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近江八幡市にはどんな歴史がある?

近江といえば『豊臣家』『近江商人』。そして風情ある景観です。
それらについて紹介していきます。
豊臣秀次とは
豊臣秀次は豊臣秀吉の姉・ともの子で、秀吉の養子でした。秀吉に跡継ぎがおらず養子となり、後に関白職を継ぎました。しかし、秀吉に跡取りが産まれたことにより、後継者争いで自害させられてしまいました。
そんな豊臣秀次でしたが、近江43万石の領主を18歳のときに命じられています。織田信長の亡き後、安土城下の民たちは、豊臣秀次に近江八幡の地へ移され、城下町を開いたのです。
自由商業都市の発展を目指し、そこで取り入れたのが楽市楽座です。楽市楽座を施行したことにより、琵琶湖と八幡堀をつないで往来する船を寄港させました。そうすることにより、秀次は商いのまちとしての基盤を5年で築いたのでした。
まちづくりにかけた秀次の情熱は今もなお受け継がれており、町並み保存運動や八幡堀の歴史を活かしたまちづくりが行われています。
近江商人
近江商人とは、近江を本宅・本店として他国に行商した商人のことを総称するものであって、近江で商う商人ではありません。大坂商人・伊勢商人と並ぶ三大商人の一つです。
近江商人には「売り手によし、買い手によし、世間によし」という言葉があるように「商売において売り手と買い手が満足するのは当たり前のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方があり、今でも伝えられている経営理念です。「三方よし」と表現されています。
自分の利益だけではなく、社会のことも良くなるように考えていることは素敵な教えですね。
▼八幡堀や安土城跡はこちらの記事で要チェックできます!
滋賀の近江八幡|くらしの情報

近江八幡市の特徴
近江八幡市は滋賀県中部に位置しているので、湖北にも湖南にも行きやすく交通の便がいいのが特徴です。JR琵琶湖線の「近江八幡駅」があり、「新快速」という名の快速列車が停車するので利便性が良く、電車なら京都には約30分で行けます。
近江八幡市の人口は約81,000人(※2022年4月時点)で県内に19市町がある中、上から8番目に人口が多いまちです。暮らしに関する施設については、
- ドラッグストア 約60店舗
- スーパー 約19店舗
- コンビニエンスストア 約31店舗
- ホームセンター 約4店舗
があり、買い物するにも利便性が良い町です。
また、医療施設は
- 病院 約3施設
- 診療所 約49ヵ所
と、医療施設も充実しているので住みやすさを感じられます!
まとめ
近江八幡の町は豊臣秀次が自由商業都市として盛んになることを目標にしたおかげで、今の町並みや伝統、歴史的建造物が残っています。昔の町並みの中にある観光スポットが人気なのもおわかりいただけたかと思います!
歴史を感じられる建造物も多いですが、そこに新しくできたカフェでゆっくりお茶を楽しんだり、時代の変化も楽しめますよ!
今回は近江八幡の歴史に加えて魅力を紹介しました。こんなにきれいに残っている町並みを訪れないのは惜しいですよ! 地元の方々が努力して残してきた賜物(たまもの)です。みなさん、ぜひ一度足を運んでみて下さいね。
観光・人気スポット
- 観光スポット
- 安土城跡
- 日牟禮八幡宮
- 八幡堀
- 人気スポット
- ほりかふぇ
- まるたけ近江西川






